11月1日は奥多摩の高水三山を使って、読図の実践講習をしました。
読図は、地形図から実際の現場を(その逆も)想像する能力と、コンパスを使って方角を定める技術の複合力と言えます。
コンパスを武器に、実際の地形と地図上の地形を照合していく作業に他なりません。そしてその力は、練習することでついてきます。
しかしその力があったとしても、突然どこかも分からない山の中に連れてこられて、地図とコンパスを渡されて現在地はどこかと言われても、まずほとんど分からないと思います。
地図を見ながら山を歩いている人(読図を知っている人)が、実際は歩きながら何をしているか、それを実践で学びます。
読図ができる人はいつも必ず自分の位置を把握している、という訳ではありません。瞬間的には見失っていることもあるんです。ただしばらく後に、またちゃんと自分の位置を把握できるというところが、読図ができているということなんです。(←何を言っているのか分かりにくいですね…スミマセン)
また近郊での日帰り読図講習は行いますので、地図を読めるようになりたい方はぜひご参加ください。