また長らく空いてしまいました。スミマセン。
忙しくなるとなかなか更新できないですね。
今回は八つの阿弥陀岳に突き上げる広河原沢左俣のアイスクライミングの報告です。
アプローチ途中から見える阿弥陀岳ですが、左端の浅いルンゼ状が左俣の源頭になります。
沢の中は10日前の雪が結構積もっていて、途中からはトレースもなくなり、常時ひざ下くらいのラッセルでつらかったです。
傾斜の緩い滝(氷瀑)は結構埋まっていて、先日の雪だけでもう今シーズンのベストは終わってしまった気がします。
アイスクライミングとしては、2つほど傾斜のきつい滝があって緊張しましたが、その2本だけ、だったかな。写真はその一つです。
沢の上部は忍耐のラッセル登りです。
左俣のいいところは、途中で左に上がると下山ルート(御小屋尾根)にすぐ出られるところです。御小屋尾根に出た後に阿弥陀岳を振り返ったところ。今回は山頂までは行きませんでした。
絶好の晴天であったため、正面には御嶽山、その左に中央アルプスが見えます。この他にも南ア、乗鞍、北アなど、素晴らしい景色の中、ゆったりと下山しました。
お客様なしで久々に一人で山を歩きましたが、黙々と歩き続けるため、結構疲れました。